裏か表か

これまでも大抵いつもそうだったけれど、名目や理由といった表向きの事情や展開はあくまでも「そこへ自分(およびすべての関係者)を運ぶための流れ」でしかなくて、その中で実際に起きる「大事なこと」は、それらとはまるで異なることや、まるで想像がつかないことだったりする。

たとえば私は仕事や用事で旅に出るとよく思わぬ出逢いをする。現地で仕事を終えてぶらぶらしていると、偶然の流れの中でなぜか人の打ち明け話を聞くことになったり、誰かの内的変容のきっかけになったりする。それらはいつも旅の名目や目的とはまるで異なる、想像のつかない展開の中で起きる。

そんなことを何度か経験するにつれて、先の展開に期待や予想をしなくなった。何が起きるかはわからないけれど、何かしら必要があってそこへ行くことになっているらしい。しかし、誰に(何に)とってのどんな必要なのかはわからない。とにかくただそこへ行けばいい。いつもそんな風に思っている。

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